「ボランティア、やってみたい。でも、私にできるかな」。そう思いながら、なかなか動けずにいる——。少し前の私が、まさにそうでした。
いまでこそ子ども食堂に通っている私も、最初の一歩は、こわかった。今日は、その“はじめの一歩”の話をします。
踏み出す前は、「やりたいけど、できない」でいっぱいだった
やってみたい気持ちはある。でも、「浮かないかな」「迷惑にならないかな」「続けられるかな」。頭の中は不安でいっぱいで、なかなか手を挙げられませんでした。
いま同じ気持ちの人も、きっと多いと思います。「やりたい」と「できない」のあいだで、足が止まってしまう。あの感覚は、よく分かります。
背中を押したのは、「こんな場所をつくりたい」という夢
変わったきっかけは、いろんな人に会うようになったことでした。
話を重ねるうちに、自分のやりたいことが少しずつはっきりしてきたんです。子どもたちと接する機会をつくり、高齢者の人たちにも交流の場を届けたい——そんな夢が、自分の中で言葉になっていきました。
やりたいことが明確になると、不思議なもので、あんなにためらっていた子ども食堂に、すっと応募できました。「できるかな」より、「やってみたい」が勝った瞬間でした。
行ってみたら、想像よりずっと笑顔があふれていた
そして実際に飛び込んでみて——拍子抜けするくらい、そこは笑顔にあふれた場所でした。
身構えていた自分が、少しおかしくなるくらい。子どもたちの声、大人たちの何気ない会話。その輪の中に、気づけば自分もいました。(そのときの様子は「自分のボランティアでの子ども食堂」に詳しく書いています)
これから始める人へ ― 最初の一歩は、意外と軽い
もし当時の自分に、そしていま迷っている人に伝えられるなら、こう言います。
最初の一歩は、思っているより軽い。
応募も、むずかしくありません。Instagram でも、Facebook でも、電話でも、連絡してみると意外なくらい気軽に迎えてくれます。近所の食堂は「鹿児島の居場所マップ」から探せます。
いきなり「毎回」でなくていい。まずは「一回だけ」。それで十分です。あの日、勇気を出して連絡した自分に、いまは感謝しています。